微細穴バリ取り・内面仕上げ
小さな穴は、目視や低倍率の拡大検査ではきれいに見える場合がありますが、顕微鏡で拡大観察した際には、微細なバリが残っており、用途によっては品質的問題があります。
弊社では電子顕微鏡用アパーチャープレートの微細穴仕上げを日常的に多く扱っており、微細バリ取りを得意としております。また、穴内面の鏡面仕上げについても同様で、面粗さを改善する内面仕上げが可能です。
微細バリ取りについて、
このようなお悩みはありませんか?
- お悩み01
切削加工で穴を開けたのだが、バリ取りがうまくできずに困っている。
- お悩み02
穴加工からバリ取りまで一括で対応してくれる会社を探している。
- お悩み03
バリや汚れが付着して、高価な微細孔部品が使えなくなってしまったので再生したい。
- お悩み04
穴内面の面粗さを極力きれいにしたい。
当社の微細穴バリ取り・内面仕上げについて
当社は電子顕微鏡のシボリ穴(アパーチャー)を得意としております。アパーチャーは電子ビームを絞るための極小穴ですが、その穴はわずかなバリでも許されない、完全な真円が要求されています。
当社では長年そのバリ取り仕上げを行ってきました。アパーチャーにはφ0.005mm程度の穴からφ0.5mm程度までと幅はありますが、その何れの穴であってもバリは許されません。かつてはφ0.02mm程度の穴の仕上げまでが限界値でしたが、現在ではφ0.005mmの穴でもきれいに仕上げることが可能です。得意とするのはMoやTaなどの純金属ですが、SUSなどの一般材も可能です。ただし、樹脂やセラミックなどの非金属材料には対応できないのが難点です。
仕上げ加工前①
仕上げ加工後①
仕上げ加工前②
仕上げ加工後②
微細バリ取りに関するよくあるご質問
材料やブランク支給でも対応してくれますか?
開く対応可能です。失敗した場合に備えて予備の御支給をお願いしております。
バリ取り後の仕上がり写真を添付してもらえますか?
開く対応可能です。光学顕微鏡画像か電子顕微鏡画像の添付が可能です。
穴数が数千穴ありますが、対応可能ですか?
開く一度ご相談頂きたくお願いいたします。
弊社では多孔配列の全数バリ取りは不得意です。対応不可の場合もございます。
深い穴のバリ取りはできますか?
開く形状にもよりますが可能です。ただし、穴内部は傾斜して確認できる範囲までが対象となります。