電子顕微鏡について
電子顕微鏡とは、通常の光学顕微鏡では観察した対象に光を当てて拡大するのに対し、光の代わりに電子をあてて拡大する顕微鏡のことです。
電子顕微鏡は、物理学、化学、工学、生物学、医学等の各分野で広く利用されています。
私たち株式会社大和テクノシステムズは、半世紀以上に渡り電子顕微鏡用の心臓部パーツを製作し、世界の分析・解析装置メーカーに提供することにより業界の発展に貢献してまいりました。
走査型電子顕微鏡の構成の概略図に基づく大和加工品のご案内
電子顕微鏡は大きく分けて2種類、走査型電子顕微鏡(SEM)と透過型電子顕微鏡(TEM)があります。
走査型電子顕微鏡(Scanning Electron Microscope)は電子線を試料にあてて、試料表面から出てくる電子を検出することで試料表面の観察を行う装置です。
大和加工の主な製品
- 電子ビームを発生する電子銃
- 電子ビームを細く絞る集束絞り
- 電子線の開き角やプローブ電流を調整する対物絞り
- 観察試料から出てくる二次電子を測定するシンチレータ
- 試料を安定に保持するための試料台